
大田区で腰痛にお悩みの方の中には、整体に行ってみようかと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、実際に探し始めると、いろいろな疑問が出てきませんか?
- 整体では腰痛に対して何をするの?
- 腰だけを施術するの?
- 骨盤や股関節も確認するの?
- 一度施術を受ければよいの?
- 自分で行う運動や生活習慣の見直しも必要?
- どのような整体院を選べばよいの?
腰痛に対する整体は、単に腰を施術するだけではありません。
現在の身体の状態や、どのような動作で痛みが出るのかを確認し、日常生活での身体の使い方まで考えることが大切です。
また、世界の医学研究でも、慢性的な腰痛に対しては、身体の状態に合わせた運動や教育、セルフケアなどを組み合わせる考え方が重視されています。
つまり、施術だけにすべてを任せるのではなく、自分自身の身体について理解し、日常生活でも適切に身体を動かしていくことが重要なのです。
腰痛への対応で大切なのは、施術を受けることだけではなく、身体の状態を理解し、日常生活での動き方まで見直していくことです。
今回は、大田区・久が原整体院が、整体で確認すること、施術の役割、セルフケアとの組み合わせ、整体院を選ぶ際のポイントを分かりやすく解説します。
そもそも腰痛に対する整体では何をするの?
腰痛があると、どうしても痛みが出ている場所に意識が向きます。
しかし、腰は単独で働いているわけではありません。
立つ、歩く、座る、前かがみになるといった日常動作では、背骨、骨盤、股関節、脚の筋肉などが協力しています。
そのため、腰痛について考えるときには、腰だけでなく、身体全体がどのように動いているかも確認することが大切です。
整体で身体の状態を確認する際には、例えば次のような点があります。
1.現在の腰痛について話を聞く
最初に大切なのは、現在の状態を詳しく把握することです。
例えば、次のような内容です。
- いつ頃から腰が痛くなったのか
- 腰のどのあたりが痛むのか
- どのような動作で痛みが出るのか
- 朝と夕方で状態が違うのか
- 仕事や家事で困っている動作は何か
- 今までどのような対策をしてきたのか
このような情報を整理することで、どのような身体の動きを確認する必要があるかを考えやすくなります。
同じ腰痛でも、長時間座ると痛い方と、歩くと痛くなる方では、確認したい動作が異なります。
2.姿勢や重心の位置を確認する
立っているとき、身体は頭から足までを使ってバランスを保っています。
そのため、姿勢を見る際には、腰の反り具合だけでなく、骨盤や股関節、背骨、脚の位置なども確認することがあります。
例えば、いつも片側の脚に体重をかけて立っている方や、身体を少し傾けて立つクセがある方など、立ち姿勢には個人差があります。
ただし、姿勢に左右差があるからといって、それが必ず腰痛の原因になるわけではありません。
姿勢はあくまで身体全体の状態を把握するための一つの情報です。
3.骨盤や股関節の動きを確認する
骨盤は、背骨と脚をつなぐ重要な部分です。
歩くときや立ち上がるとき、前かがみになるときなど、さまざまな動作で股関節と連動しています。
例えば、床にある物を拾うときには、腰だけで身体を曲げるのではなく、股関節や膝も一緒に動きます。
このような動作を確認することで、身体のどの部分がどのように動いているのかを把握する手掛かりになります。
腰の痛みを考えるときは、腰だけでなく、骨盤や股関節の動きも確認することが大切です。
4.実際の日常動作を確認する
身体の状態は、立っている姿勢だけでは十分に把握できないことがあります。
そのため、次のような動作も確認することがあります。
- 椅子から立ち上がる
- 身体を前に倒す
- 身体を左右にひねる
- 片脚ずつ体重を支える
- 歩くときの身体の動き
重要なのは、動作の形が理想的かどうかだけではありません。
どの動作で痛みが出るのか、身体のどこに負担を感じるのか、動作の前後で状態がどう変化するかを確認することです。

整体でできること・できないことを理解しておこう
整体を検討するときには、どのようなことができて、どのようなことはできないのかを知っておくことが大切です。
ここは誤解のないように整理しておきましょう。
整体で取り組めること
- 現在の腰痛や日常生活での困りごとを確認する
- 姿勢や身体の動きを確認する
- 骨盤や股関節などの動きを確認する
- 身体の状態に合わせた施術を検討する
- 日常生活での身体の使い方を考える
- 無理のない範囲で行える運動やセルフケアを紹介する
このような取り組みを通して、身体の状態を理解し、日常生活を送りやすくするためのサポートを考えていきます。
整体だけではできないこと
- 病気の診断
- レントゲンやMRIなどによる画像検査
- 骨折や感染症などの医学的な治療
- すべての腰痛を必ず治すという保証
- 身体の変化を医学的に保証すること
整体は医療機関で行う診断や検査の代わりにはなりません。
また、腰痛の原因や経過には個人差があり、施術を受ければ必ず改善するというものでもありません。
そのため、今の身体の状態を把握したうえで、できることとできないことを区別することが大切です。
整体院を選ぶときは、何でもできると説明するところより、対応できる範囲と限界をきちんと説明するところを選びましょう。
海外の医学ガイドラインは腰痛ケアをどう考えている?
腰痛に対する考え方は、世界各国の研究やガイドラインでも見直されています。
その中で共通して重視されているのが、施術や薬だけに頼らず、運動や教育、日常生活でのセルフケアなどを組み合わせることです。
WHO(世界保健機関)の考え方
WHOは2023年、慢性一次性腰痛に対する非外科的な管理についてガイドラインを公表しました。
このガイドラインでは、次のような方法が検討されています。
- 腰痛について理解するための教育
- 自分で身体の状態を管理する取り組み
- 運動プログラム
- 一部の身体的な介入
- 必要に応じた複数の方法の組み合わせ
特に重要なのは、一つの方法だけに頼るのではなく、その人の状態や生活環境に合わせて対応するという考え方です。
ただし、このWHOガイドラインが対象にしているのは、成人の慢性一次性腰痛です。腰痛のすべての原因や、急性の外傷などにそのまま当てはまるわけではありません。
WHO Guideline for non-surgical management of chronic primary low back pain(2023)
英国NICEの考え方
英国のNICEも腰痛の診療ガイドラインを公開しています。
2026年7月29日に更新されたガイドラインでは、腰痛に対するセルフマネジメントや、本人の能力に合わせた運動、日常活動を続けることなどが示されています。
また、手技療法についても、単独で行うものではなく、運動を含むケアの一部として検討するよう勧めています。
これは、施術を受けることだけでなく、本人が身体を動かし、自分で状態を管理することも大切だという考え方です。
NICE Guideline NG59: Low back pain and sciatica(2026年7月更新)
厚生労働省の腰痛予防の考え方
厚生労働省の腰痛予防対策では、作業姿勢や身体の動かし方、作業時間、休憩の取り方などについて具体的な考え方が示されています。
例えば、次のような工夫です。
- 作業対象にできるだけ身体を近づける
- 前屈やひねりの程度をなるべく小さくする
- 同じ姿勢を長時間続けない
- 作業台や椅子の高さを見直す
- 適宜休憩を入れ、姿勢を変える
この資料は主に職場での腰痛予防を対象にしたものですが、仕事や家事で身体を使う方にとっても参考になる考え方です。
世界のガイドラインに共通する考え方は、身体の状態に合わせた施術・運動・生活上の工夫を組み合わせることです。
整体だけに頼らない!腰痛と上手につき合うための日常習慣
腰痛への対応は、整体院に行った日だけで完結するものではありません。
毎日の身体の使い方も、少しずつ見直していきましょう。
1.一つの姿勢に長時間固定しない
座りっぱなしや立ちっぱなしが続いている方は、ときどき身体の位置を変えてみましょう。
必ずしも正しい姿勢を一つだけ維持する必要はありません。
楽に感じる姿勢に座り直したり、少し立ち上がったりすることも一つの方法です。
2.荷物を持つときは身体から離しすぎない
荷物を遠くに持ったまま身体を起こそうとすると、身体を支えるための力が変わります。
荷物を持つときは、できるだけ身体に近づけ、急に持ち上げないようにしましょう。
身体をひねりながら重い荷物を持ち上げる動作も、できる範囲で避けてみてください。
3.無理のない範囲で身体を動かす
腰痛があるからといって、必要以上に身体を動かさない生活を続ける必要はありません。
身体の状態に合わせて、散歩や軽い運動などを取り入れてみましょう。
ただし、痛みを我慢して長時間運動することがよいわけではありません。
活動量を少しずつ調整しながら、無理なく続けられる方法を見つけることが大切です。
4.自分の腰痛の変化を記録する
腰痛がある方は、痛みが出る動作やタイミングを簡単に記録してみるのもよい方法です。
例えば、次のような項目を確認します。
腰痛を把握するためのチェック項目
- 朝起きたときの腰の状態
- 座っているときの腰の状態
- 立ち上がるときの痛み
- 歩いているときの痛み
- 仕事や家事のあとにどう変化するか
- 休憩を取るとどう変化するか
記録を続けることで、どのような生活場面で腰痛が気になりやすいのかを整理できます。
また、日によって状態が違うことも把握しやすくなります。
5.睡眠や休息も大切にする
睡眠不足や疲労が続くと、身体の回復感が得られにくくなることがあります。
睡眠時間や就寝前の習慣なども振り返り、生活全体を整えることを考えてみましょう。
腰痛への対応は、運動だけでも施術だけでもありません。
身体を動かす時間と休める時間のバランスを考えることも大切です。
大田区で腰痛の整体院を選ぶときに確認したい6つのポイント
整体院を探すときは、ホームページの広告や施術のイメージだけで決めるのではなく、実際にどのような対応を行っているのかを確認しておきましょう。
① 症状や経過を丁寧に聞いてくれるか
腰の痛みが出る場所だけでなく、どのような生活をしているのか、何をすると痛むのか、いつから続いているのかを聞いてくれるかを確認しましょう。
② 身体の状態を分かりやすく説明してくれるか
専門用語だけで説明されても、身体の状態を理解するのは簡単ではありません。
現在の身体の動きや確認した内容を、分かりやすく説明してくれるかも大切です。
③ 強い施術だけを勧めていないか
強い刺激や大きな音がする施術が、必ずしも効果的というわけではありません。
自分が安心して受けられる施術方法か、身体の状態に合わせて対応してくれるかを確認しましょう。
④ 施術内容と料金が明確か
施術を受ける前に、料金、施術時間、予約方法、キャンセルの取り扱いなどを確認しておきましょう。
初回と2回目以降で料金が違う場合もあります。
事前に内容を理解して、納得したうえで利用できることが大切です。
⑤ 日常生活のアドバイスもあるか
施術を受けている時間だけでなく、自宅や職場での身体の使い方も大切です。
生活の中で何を見直せばよいか、自宅でできることを説明してくれるかも確認してみましょう。
⑥ 効果を断定せず、状態に合わせて説明してくれるか
腰痛の原因や経過は一人ひとり異なります。
そのため、最初から「必ず治る」「何回で完全によくなる」と断定する説明には注意が必要です。
現在の状態を確認し、できることとできないことを説明してくれるところを選びましょう。
整体院を選ぶときは、施術の強さや広告の言葉だけではなく、説明・料金・施術方針・セルフケアまで確認することが大切です。

久が原整体院が腰痛について大切にしていること
久が原整体院は、大田区久が原にある自費整体院です。
開業から19年、腰痛や肩こり、膝の痛みなど、日常生活で身体の不調に悩む方と向き合ってきました。
当院では、腰が痛いからといって、腰だけを確認すればよいとは考えていません。
姿勢や重力線、骨盤、股関節、背骨、身体全体の動きを確認することを大切にしています。
具体的には、次のような点に目を向けています。
- 立ったときの姿勢と重心
- 骨盤と股関節の動き
- 背骨の動き
- 前かがみや身体をひねる動作
- 歩行時の身体の使い方
- 日常生活で負担になっている動作
身体の状態は一人ひとり違うため、すべての方に同じ施術を行うわけではありません。
お話を伺い、身体の動きを確認したうえで、その方に合わせた施術方針を考えています。
また、強く身体をひねったり、無理な力を加えたりする施術は行いません。
施術だけでなく、自宅でできる運動や日常生活での身体の使い方についても、必要に応じてお伝えしています。
施術時間は約30分を目安としています。
当院が大切にしているのは、腰の痛みだけを見るのではなく、姿勢・骨盤・股関節・身体全体の動きを確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を考えることです。
腰痛と整体についてよくある質問
Q.腰痛は整体に行けばよくなりますか?
腰痛の原因や状態には個人差があるため、整体を受ければ必ずよくなるとはいえません。身体の状態を確認し、施術や運動、日常生活の見直しなどを組み合わせて考えることが大切です。
Q.腰だけでなく骨盤や股関節も確認するのはなぜですか?
立つ、歩く、座るといった動作では、腰だけでなく骨盤や股関節も一緒に動いているからです。ただし、骨盤や股関節の状態だけで腰痛の原因を決めることはできません。身体全体の動きを確認するためのポイントの一つです。
Q.整体と運動はどちらが大切ですか?
どちらか一方だけが重要というわけではありません。慢性腰痛については、WHOやNICEのガイドラインでも、本人の状態に応じた運動やセルフケアが重視されています。施術を受ける場合も、身体を動かす習慣と組み合わせて考えることが大切です。
Q.整体に何回通えばよいですか?
必要な回数をすべての方に共通して決めることはできません。腰痛の状態や日常生活への影響、身体の反応などによって異なります。施術方針や通院の考え方について、事前に説明を受けて納得できることが大切です。
Q.大田区で腰痛の整体院を探すとき、何を確認すればよいですか?
施術内容、料金、施術時間、説明の分かりやすさ、身体の状態に合わせた対応が行われているかを確認しましょう。また、自分の生活圏から通いやすいかどうかも、長く利用するうえでは大切なポイントです。
大田区・久が原で腰痛にお悩みの方へ
腰痛に対する整体は、単に腰を施術することだけではありません。
現在の身体の状態を把握し、姿勢や動作、日常生活での負担を確認しながら、自分に合った対応を考えることが大切です。
大田区・久が原整体院では、腰の痛みだけでなく、骨盤、股関節、背骨、身体全体の動きにも目を向けています。
腰痛について詳しい施術内容を知りたい方は、当院の腰痛専門ページをご覧ください。
長年続く腰痛についてはこちらの記事も参考にしてください。
歩くと腰が痛くなる方はこちらです。
デスクワークによる腰痛はこちらをご覧ください。
当院は東急池上線・久が原駅から徒歩1分です。
施術内容や料金をご確認のうえ、ご相談ください。
参考文献・参考情報
- World Health Organization(WHO)
WHO Guideline for non-surgical management of chronic primary low back pain in adults(2023)
慢性一次性腰痛に対する教育、セルフケア、運動、身体的な介入などを組み合わせる総合的な考え方。 - National Institute for Health and Care Excellence(NICE)
Low back pain and sciatica in over 16s: assessment and management(NG59)
腰痛に対するセルフマネジメント、活動の継続、個人の状態に合わせた運動など。2026年7月29日更新。 - 厚生労働省
腰痛予防対策
作業姿勢、前屈・ひねり、作業量、休憩、日常の健康管理について。 - 厚生労働省
腰痛予防対策指針による予防のポイント
重量物の取り扱い、立ち作業、座り作業、車両運転などの作業別の腰痛予防について。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。整体は医療機関による診断や検査、治療に代わるものではありません。急な脚の筋力低下、股の間の感覚の変化、排尿・排便の異常など、新たな強い症状がある場合は、通常のセルフケアだけで対応せず、速やかに救急医療を利用してください。





