生理痛を毎回我慢していませんか。強い痛みがあるときは婦人科で原因を確認すること、身体の動きや姿勢の確認も含めて日常生活を見直す大切さを伝える久が原整体院の案内画像

「生理のたびに強い痛みがある」「痛み止めを使ってもつらい」「仕事や家事、学校の予定を生理に合わせてあきらめてしまう」——そんな悩みを抱えていませんか?

生理痛はよくある症状ですが、毎回つらい思いをしなければならない、という意味ではありません。痛みの程度や原因は人によって異なり、子宮内膜症や子宮筋腫など婦人科で確認したい病気が隠れている場合もあります。

以前、当院で腰痛や肩こりなどの身体のケアを受けていた方から、「生理痛が以前より軽く感じられる」とお話をいただいたことがありました。こうした個人の経験は大切な声ですが、それだけで整体や骨盤への施術が生理痛を改善させたと断定することはできません。

この記事では、生理痛の原因、婦人科に相談したいサイン、日常生活でできる工夫、そして整体でできること・できないことを分けて解説します。強い生理痛を我慢せず、ご自身に合うケアを考えるための参考にしてください。

この記事でわかること

  • 生理痛(月経困難症)の主な原因と、受診を考えたい症状
  • 痛みが強い・年々悪化する・生活に支障があるときの相談先
  • 鎮痛薬やセルフケアについて知っておきたいこと
  • 生理痛に対する整体の限界と、久が原整体院が大切にしている身体の確認方法

生理痛は、我慢するのが当たり前ではありません

生理のときに下腹部が痛む、腰が重い、吐き気や頭痛がある、といった症状が現れることがあります。痛みが強く、仕事や学校、家事など日常生活に支障が出ている状態は「月経困難症」と呼ばれます。

生理痛があること自体は珍しくありませんが、毎月寝込む、鎮痛薬が十分に効かない、年々痛みが強くなるといった場合には、婦人科で相談する価値があります。痛みを我慢し続けることだけが対処法ではありません。

生理痛の原因には、どのようなものがある?

1.機能性月経困難症

明らかな器質的疾患が見つからないタイプの生理痛です。月経時に子宮を収縮させる物質(プロスタグランジンなど)が関係し、下腹部痛や腰痛、吐き気、頭痛などが起きることがあります。症状の強さには個人差があります。

2.器質性月経困難症

子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫など、骨盤内の病気が痛みに関係するタイプです。月経のたびに痛みが強くなる、月経以外の時期にも骨盤痛がある、性交時や排便時に痛む、出血量が多いなどの症状を伴う場合があります。ただし症状だけで病気を診断することはできないため、婦人科での評価が必要です。

3.生理痛以外の原因が関係している場合

急に始まった強い下腹部痛などは、月経痛だけでは説明できない場合もあります。妊娠の可能性がある場合や、発熱、失神しそうな症状、異常に多い出血などがある場合は、早急な医療機関への相談が必要です。

こんなときは、早めに婦人科へ相談してください

  • 痛みで仕事・学校・家事など、普段の生活に支障が出ている
  • 以前より生理痛が強くなった、または月経以外の日も下腹部や骨盤が痛む
  • 市販の鎮痛薬を適切に使っても十分に軽くならない
  • 月経量が以前より明らかに増えた、出血が長く続く、レバー状の血のかたまりが多い
  • 性交時、排便時、排尿時の痛みがある、または月経に合わせて腸・膀胱の症状が悪化する
  • 妊娠の可能性がある状態で腹痛や出血がある

突然の激しい腹痛、意識が遠のく、発熱を伴う強い痛み、妊娠の可能性がある場合の痛みや出血などは、緊急の評価が必要なことがあります。速やかに医療機関へ相談し、症状が強い場合は救急要請も検討してください。

子宮内膜症などは、症状や検査結果を総合して評価します。超音波検査で明らかな異常が見つからなくても、症状によっては追加の評価や専門医への紹介が必要となることがあります。受診時は、いつから痛むか、痛みの強さ、出血量、薬の使用状況、仕事や生活への影響を伝えると役立ちます。

鎮痛薬は避けるべき? 生理痛の対処法を正しく知ろう

「痛み止めは身体に悪いから、できるだけ飲まないほうがよい」と考える方もいるかもしれません。しかし、鎮痛薬は生理痛の治療で用いられる選択肢の一つであり、適切に使うことまで一律に避ける必要はありません。

一方で、薬には副作用や使用上の注意があります。製品ごとの用法・用量を守り、決められた量を超えて飲まないでください。持病がある、ほかの薬を使用している、妊娠の可能性がある、薬が効かない・使用頻度が増えているなどの場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

生理痛について医療機関で相談できること

  • 痛みの原因を確認するための診察や必要な検査
  • 症状や体質に合わせた鎮痛薬の使い方
  • 必要に応じたホルモン療法などの治療選択肢
  • 子宮内膜症など、原因となる病気がある場合の治療方針

どの治療が適しているかは、年齢、症状、既往歴、妊娠希望などによって異なります。自己判断で薬を増減したり、必要な受診を先延ばしにしたりせず、医療機関で相談してください。

生理痛を記録すると、原因や対策を相談しやすくなる

生理痛は周期に合わせて症状が変化するため、簡単な記録をつけておくと、医療機関で状態を伝えやすくなります。細かく記録し続けるのが負担なら、気づいたときに短くメモするだけでも構いません。

  • 生理が始まった日と、痛みが出た日
  • 痛みの強さ(例:0〜10)と、痛む場所
  • 出血量の変化や、吐き気・頭痛・下痢・便秘などの症状
  • 薬を使った場合の種類と、効き方
  • 仕事・学校・家事・睡眠など、日常生活への影響

こうした情報は、月経困難症や子宮内膜症などの可能性を医師が検討する際の助けになります。記録をつけるために受診を遅らせる必要はありません。症状が強い場合は先に相談してください。

生理痛の原因や対処法を解説する図。婦人科での原因確認、痛みや出血量の記録、身体の状態の確認、受診したい症状、温める・休息・無理のない運動など日常生活でできる工夫を紹介

温める・休息をとる・無理のない活動を続ける

医療機関での相談に加えて、日常生活でできる工夫が症状の負担を軽くする助けになることがあります。効果には個人差があるため、無理のない範囲で試し、つらさが続くときは専門家に相談してください。

  • 下腹部や腰を心地よい範囲で温める:低温やけどに注意し、熱すぎるものを直接肌に当てないようにしましょう。
  • 睡眠と休息を確保する:痛みが強い日は予定を調整し、無理をしすぎないことも大切です。
  • できる範囲で身体を動かす:軽い歩行やストレッチなどは、一部の人にとって助けになる可能性があります。痛みが増す場合は中止してください。
  • 仕事や学校で必要な配慮を相談する:症状が強い場合は、休息や予定調整なども含めて考えましょう。

運動や温熱などの非薬物的な方法について研究はありますが、効果の大きさや確実性は方法によって異なります。セルフケアだけで強い痛みを我慢し続けるのではなく、必要に応じて婦人科の治療と組み合わせて考えることが大切です。

整体で生理痛は改善する? 研究から言えること

当院の過去の記事では、腰痛や肩こりなどの身体のケアを受けていた方から、生理痛が軽くなったという感想をいただいた経験を紹介していました。こうした体験を記録としてお伝えすることはできますが、個人の感想だけで整体が生理痛を改善させた、あるいは骨盤のゆがみが生理痛の原因だったと証明することはできません。

手技療法や運動などの非薬物的介入については、月経痛を対象とした研究・レビューがあります。ただし、研究の規模や質、方法にはばらつきがあり、手技療法に関するレビューでもエビデンスの確実性は低い、または非常に低いと評価されています。現時点で、特定の骨盤矯正が生理痛を治す、婦人科の治療より優先すべきだ、と断定できる根拠は十分ではありません。

生理痛が強い場合の第一歩は、婦人科で原因や治療の選択肢を確認することです。整体は子宮内膜症や子宮筋腫などを診断・治療するものではなく、婦人科での診察や必要な治療の代わりにはなりません。

久が原整体院が大切にしていること

久が原整体院では、腰痛や肩こりなどのご相談に対して、痛みのある場所だけを見るのではなく、どのような動きで負担がかかるのか、姿勢や身体全体がどのように動いているのかを確認することを大切にしています。

必要に応じて、立つ・座る・身体をひねるなどの動作を確認し、骨盤や背骨、股関節などを含む身体の状態を、骨格模型や図を使いながらわかりやすく説明します。ご本人が身体の状態やセルフケアの考え方を理解し、日常生活に活かせるようにすることを重視しています。

ただし、生理痛の原因を骨盤のゆがみと決めつけたり、整体で生理痛が治ると約束したりすることはできません。生理痛がつらい方には、必要に応じてまず婦人科で原因を確認していただくことをおすすめします。腰痛や姿勢、身体の動かしにくさなど、別に気になる運動器の症状がある場合は、その点について状態を確認し、説明することができます。

腰痛について詳しく知りたい方は、当院の腰痛ページもご覧ください。

よくある質問

Q.生理痛があるのは普通なので、病院に行かなくてもよいですか?

軽い不快感を感じる方はいますが、強い痛みを我慢する必要はありません。生活に支障がある、年々悪化している、薬が効きにくいなどの場合は婦人科で相談してください。

Q.骨盤矯正で子宮内膜症や子宮筋腫も改善しますか?

整体や骨盤矯正で子宮内膜症や子宮筋腫を診断・治療することはできません。これらの病気が疑われる場合は婦人科で評価を受け、医師と治療方針を相談してください。

Q.鎮痛薬を飲むと、だんだん効かなくなりますか?

一律にそうなるとは言えません。適切な使い方を守ることが大切です。用法・用量を超えて服用せず、効果が不十分な場合や使用頻度が増えている場合は医師・薬剤師に相談してください。痛みが強い原因を調べるため、婦人科で相談することも検討しましょう。

Q.整体に相談する前に婦人科を受診したほうがよいですか?

生理痛そのものが強い場合、まず婦人科で原因や治療法を相談することをおすすめします。腰痛や肩こりなど、別に気になる身体の症状について整体で相談することはできますが、婦人科の診療を後回しにしないでください。

生理痛で悩んでいる方へ

生理痛は、毎月我慢しなければならないものと決めつける必要はありません。痛みが強い、生活に影響がある、以前より悪化している場合は、婦人科で原因や治療の選択肢を相談してください。

久が原整体院では、腰痛で来院された方が骨盤を治していくと生理痛が軽減するとおっしゃる方が多くいらっしゃいましたので、そういった方向からの骨盤へのアプローチを行っていきます。特に痛みを伴うものではありませんのでご安心ください。腰や骨盤まわりの動かしにくさなど、別の身体のお悩みがある場合は電話またはLINEからお問い合わせください。

久が原整体院へのご相談・ご予約

腰痛や肩こりなど、身体の動き・姿勢についてのご相談は、電話またはLINEからどうぞ。

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※施術中は電話に出られない場合があります。
※生理痛が強い場合や悪化している場合は、婦人科での相談を優先してください。

参考情報

※この記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の診断や治療方針を示すものではありません。症状が強い場合、悪化する場合、妊娠の可能性がある場合は医療機関へご相談ください。