車を運転しているときは特に気にならないのに、車から降りようとした瞬間、膝にズキッと痛みが走る。「車から降りるときだけ膝が痛い」
「立ち上がる瞬間に膝の内側が気になる」
「降りたあと、最初の数歩が歩きにくい」
このようなお悩みはありませんか?
車から降りる動作は、単に立ち上がるだけではありません。曲がっていた膝を伸ばしながら体重を支え、身体の向きを変えて足を地面につく動作が組み合わさっています。
そのため、普段の歩行では気にならない膝の痛みが、車の乗り降りで現れることがあります。
ただし、痛みが出る動作だけで原因を決めることはできません。膝関節の状態だけでなく、股関節や足首の動き、身体の使い方なども確認することが大切です。
この記事では、車から降りると膝が痛くなる理由や、日常生活で見直したいポイントについて、大田区・久が原整体院の視点から解説します。
車から降りると膝が痛くなるのはなぜ?
車から降りるときには、いくつかの動作が連続しています。
- 座った状態から身体を持ち上げる
- 曲がっていた膝に体重をかける
- 足を地面につけて身体を支える
- 身体の向きを変える
- 立ち上がって歩き始める
このような動作の中で、膝に負担がかかる場面があると、痛みが出ることがあります。
特に座席が低い車では、膝を深く曲げた状態から身体を持ち上げる必要があります。さらに、身体をひねりながら降りると、膝に曲げ伸ばし以外の力が加わる場合もあります。
重要なのは、「車から降りると痛い」という症状だけでなく、どの瞬間に、膝のどこが痛むのかを確認することです。
車から降りると膝が痛いときに考えられる原因
1.膝関節への負担
膝は、身体の体重を支えながら曲げ伸ばしを行う関節です。
座席から立ち上がるときには、膝を曲げた状態から身体を持ち上げるため、膝周辺の筋肉や関節に負担がかかります。
特に、立ち上がる瞬間に膝の前側や内側が痛む場合は、膝関節の状態を確認する必要があります。
変形性膝関節症では、立ち上がりや歩き始めなど、動作の開始時に痛みが出ることがあります。ただし、車から降りると痛いという症状だけで、変形性膝関節症と判断することはできません。
2.膝をひねる動作による負担
車から降りる際、足を地面につけたまま身体の向きを変えることがあります。
このとき、膝に体重がかかった状態でひねる動作が加わると、膝関節内の半月板や周囲の組織に負担がかかる場合があります。
膝の内側や外側に痛みが出る場合、ひねる動作との関係を確認することが大切です。
ただし、ひねると痛いからといって、必ず半月板に問題があるわけではありません。痛みの場所や腫れ、引っかかりなども合わせて判断する必要があります。
3.股関節の動きが関係している場合
車から降りるときには、膝だけでなく股関節も大きく動きます。
股関節が動きにくいと、足を外へ出したり、身体の向きを変えたりする動作が行いにくくなることがあります。
その結果、膝をひねるような動きが増えたり、身体を支える際に負担が偏ったりする可能性があります。
膝の痛みを考えるときには、膝だけでなく股関節の動きも確認することが大切です。
4.太ももやお尻の筋肉の働き
車の座席から立ち上がる際には、太ももの前側やお尻の筋肉などが働きます。
これらの筋肉は、身体を持ち上げたり、脚を安定させたりする役割があります。
筋力や身体の使い方によっては、立ち上がるときに膝へ負担が集中する場合もあります。
筋肉の状態だけで痛みの原因を決めつけず、関節の状態や動作全体を確認することが重要です。
車から降りるとき、膝のどこが痛むかも大切
膝の内側が痛む場合
膝の内側には、関節や半月板、筋肉・腱など複数の組織があります。
立ち上がるときや身体の向きを変えるときに内側が痛む場合は、痛みが出る動作や腫れの有無などを確認しましょう。
膝の外側が痛む場合
膝の外側にも、関節や筋肉、腱などがあります。
車から降りる際に外側が痛む場合も、痛む場所だけでは原因を判断できません。歩行や階段、方向転換でも症状が出るか確認することが大切です。
膝のお皿の周辺が痛む場合
膝のお皿の周辺には、膝を曲げ伸ばしする際に関係する組織があります。
低い座席から立ち上がるときや、階段を上るときなどに前側の痛みが出る場合は、膝関節の状態を確認する必要があります。

車から降りると膝が痛いときに見直したい3つの工夫
1.身体をひねりすぎず、ゆっくり降りる
急いで降りようとすると、足をついたまま身体をひねる動作が大きくなることがあります。
痛みが出ない範囲で、身体の向きをゆっくり変えながら降りることを意識してみましょう。
無理に痛みを我慢して動作を繰り返す必要はありません。
2.座席の高さや位置を確認する
座席が低すぎると、立ち上がる際に膝を深く曲げる必要があります。
車の座席の高さや前後の位置を調整できる場合は、乗り降りしやすい姿勢になるよう見直してみましょう。
ただし、運転中の視界や安全性を損なわないように調整してください。
3.膝だけでなく身体全体の動きを意識する
車から降りる動作では、膝、股関節、足首、骨盤、上半身が連動しています。
膝だけに注目するのではなく、身体全体の動きがスムーズに行えているかを確認することも大切です。
痛みが続く場合は、自己流で無理なストレッチや運動を行わず、状態に応じて医療機関などに相談しましょう。
こんな膝の痛みは整形外科で確認しましょう
車から降りるときの膝痛が繰り返される場合や、日常生活に支障が出ている場合は、整形外科で膝の状態を確認することをおすすめします。
- 車から降りるたびに膝が痛む
- 歩き始めや階段でも痛みが出る
- 膝が腫れている
- 膝の曲げ伸ばしがしにくい
- 膝が引っかかる感じがある
- 膝をひねったあとから急に痛くなった
- 痛みが強くなっている
特に、外傷後に強い痛みや腫れがある、体重をかけられない、膝が動かせないといった場合は、早めに医療機関で評価を受けてください。
膝の痛みの原因はさまざまです。痛みのある場所や動作だけで病名を自己判断しないことが大切です。
久が原整体院では膝だけでなく身体全体の動きを確認します
車から降りると膝が痛い場合、膝関節の状態に加えて、身体の動かし方や姿勢なども関係している可能性があります。
久が原整体院では、痛みのある場所だけに注目するのではなく、姿勢や骨盤、股関節、膝、足首などの動きも確認することを大切にしています。
どのような動作で痛みが出るのか、身体をどのように使っているのかを確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術や日常生活での工夫を考えていきます。
なお、膝の腫れや強い痛み、急な外傷などがある場合は、まず整形外科での評価を優先してください。

まとめ|車から降りると膝が痛い場合は動作全体を確認しましょう
車から降りると膝が痛くなる場合、立ち上がりや体重をかける動作、身体の向きを変える動作などが関係していることがあります。
- 車から降りる動作は、立ち上がりと方向転換が組み合わさっている
- 膝関節や半月板など、さまざまな組織が関係する場合がある
- 股関節や足首の動きも確認することが大切
- 乗り降りの方法や座席の位置を見直すことも一つの工夫
- 痛みが繰り返す場合や腫れがある場合は、整形外科で相談する
「車から降りるときだけ痛いから大丈夫」と決めつけず、痛みが続く場合は身体の状態を確認してみましょう。
大田区・久が原整体院では、膝の痛みについてのご相談を受け付けています。





