
スーパーで買い物をしたあと、荷物を持って帰ると腰が重くなる。
買い物袋を持ち上げた瞬間に、腰がズキッと痛む。
片手に重い袋を持って歩いていると、だんだん腰がつらくなってくる。
このようなお悩みはありませんか?
買い物は、毎日の生活に欠かせない動作です。食品や日用品を購入すると、気づかないうちに複数の袋を持ち運ぶこともあります。
特に、重い荷物を持ち上げる、片手で持ち続ける、身体をひねって荷物を置くといった動作は、腰に負担を感じるきっかけになる場合があります。
買い物袋を持つと腰が痛い場合、荷物の重さだけでなく、持ち上げ方・持つ位置・身体の動かし方にも目を向けることが大切です。
ただし、痛みの出方だけで腰痛の原因を特定することはできません。
この記事では、買い物袋を持つと腰が痛くなるときに考えられる要因と、日常生活で腰への負担を減らすための工夫を解説します。
買い物袋を持つと腰が痛いのはなぜ?
買い物袋を持つとき、身体は荷物の重さを支えながら、姿勢を保ったり、歩いたりする必要があります。
荷物を床から持ち上げるときには、腰や股関節、膝などが動きます。
また、荷物を持って歩くときには、身体が左右に傾かないようにバランスを調整しています。
荷物が重い場合や、持ち方に偏りがある場合、腰まわりに負担を感じることがあります。
一方で、軽い荷物でも腰が痛くなることはあります。腰痛にはさまざまな要因が関係するため、荷物の重さだけで判断することはできません。
「何キロの荷物を持ったか」だけでなく、「どのように持ったときに痛むか」を確認することが重要です。
買い物中の腰痛で考えられる5つの要因
1.重い荷物を腰だけで持ち上げようとしている
買い物袋を床や低い位置から持ち上げるとき、腰を大きく曲げて荷物を引き上げていませんか?
荷物を身体から遠ざけたまま持ち上げると、腰まわりに負担がかかる場合があります。
荷物を持ち上げる動作では、腰だけでなく、股関節や膝なども使います。
ただし、どの持ち上げ方が適しているかは、荷物の大きさや身体の状態によって異なります。
痛みが出る場合は、無理に持ち上げることを避けましょう。
2.片手だけで荷物を持ち続けている
買い物袋を片手に持って歩くと、荷物の重さによって身体が片側に傾きやすくなります。
身体はバランスを保つために、反対側の筋肉なども働かせます。
片側だけに荷物を持つことが続くと、腰まわりに負担を感じる場合があります。
特に、重い袋を長い距離持ち続ける場合は、持ち方や運ぶ方法を見直してみましょう。
3.荷物を持ったまま身体をひねっている
買い物袋を持ちながら、車のトランクに荷物を入れる。
玄関で荷物を置くために、身体を横に向ける。
こうした動作は日常生活でよく行われます。
荷物を持ったまま腰だけをひねると、腰まわりに負担を感じることがあります。
荷物を持ったまま向きを変えるときは、腰だけでひねらず、足の位置も変えながら身体全体の向きを変える工夫をしましょう。
4.買い物のあとに長時間歩いている
スーパーでの買い物は、荷物を持つだけではありません。
店内を歩き、商品を選び、レジに並び、帰宅するまで歩き続けることもあります。
普段より長い距離を歩いたり、荷物を持ったまま移動したりすると、腰や脚に疲労を感じることがあります。
買い物の途中から腰が重くなる場合は、荷物の重さだけでなく、歩く時間や休憩の取り方も振り返ってみましょう。
5.腰だけでなく身体全体の動きが関係している場合
荷物を持ち上げる、歩く、方向を変えるといった動作には、腰だけでなく、骨盤や股関節、膝、足首なども関係しています。
身体の動かし方や姿勢によって、腰にかかる負担の分布が変わる場合があります。
ただし、身体全体の動きだけで腰痛の原因を決めることはできません。
腰痛を考える際には、痛みのある腰だけでなく、荷物を持つときの姿勢や身体全体の動きも確認する視点が大切です。
買い物袋を持つときに腰への負担を減らす6つの工夫
1.一度に大量の荷物を持たない
買い物袋が重くなると、持ち上げるときや歩くときに身体への負担が大きくなる場合があります。
一度にまとめて運ぶのではなく、複数回に分ける方法も検討しましょう。
無理なく持てる量を意識することが大切です。
2.荷物を身体に近づけて持つ
荷物を身体から離して持つと、腰まわりに負担がかかる場合があります。
持ち上げるときは、可能な範囲で荷物を身体に近づけてみましょう。
ただし、痛みが強い場合や持ち上げること自体が難しい場合は、無理に行わないでください。
3.左右の荷物のバランスを見直す
左右で荷物の重さに大きな差があると、身体の傾きが生じやすくなります。
可能であれば、荷物を分けて持つ、リュックやカートを使うなどの方法を考えてみましょう。
痛みが出る持ち方を我慢して続ける必要はありません。
4.荷物を持ったまま腰をひねらない
荷物を置く場所へ向きを変えるときは、足の位置も変えながら身体全体を向けるようにしましょう。
急な動作や、痛みを伴うひねりは避けてください。
5.買い物の途中で休憩を取り入れる
買い物の時間が長くなる場合は、途中で休憩を入れることも一つの工夫です。
腰が重くなってきたときは、無理に歩き続けず、身体の状態を確認しましょう。
痛みが強くなる場合は、買い物を中断することも大切です。
6.買い物の方法そのものを見直す
重い飲料や日用品をまとめて購入すると、荷物が大きく重くなることがあります。
宅配サービスやキャリーカートなどを利用できる場合は、運ぶ負担を減らす方法として検討してみましょう。
腰痛があるときは、身体の使い方を工夫するだけでなく、荷物を運ぶ必要そのものを減らすことも有効な考え方です。

買い物中の腰痛で確認したいポイント
腰痛が出るタイミングを整理すると、自分の身体の状態を把握する手掛かりになります。
- 荷物を持ち上げた瞬間に腰が痛い
- 片手で荷物を持つと腰が痛い
- 買い物袋を持って歩くと腰が重くなる
- 荷物を車に積むときに腰が痛い
- 帰宅後に腰の痛みが強くなる
- 荷物を持たなくても腰が痛い
- 腰だけでなく、お尻や脚にも痛み・しびれがある
「どの動作で痛むか」「どのくらい続くか」「荷物を持たないときにも痛むか」を確認しておきましょう。
前かがみになると腰が痛い方は、こちらの記事も参考になります。
車から荷物を出し入れするときに腰が痛い方は、こちらの記事もご覧ください。
腰の痛みが続く場合に気をつけたいこと
買い物袋を持ったときに腰が痛くなる場合でも、原因が荷物の持ち方だけとは限りません。
腰痛には、筋肉や関節などの問題のほか、神経や内臓などが関係する場合もあります。
次のような症状がある場合は、医療機関で相談することを検討してください。
- 腰の痛みが長く続く、または徐々に強くなる
- 脚に痛みやしびれがある
- 脚に力が入りにくい
- 発熱などの体調不良を伴う
- 安静にしていても強い痛みがある
- 転倒や事故のあとから痛みが出ている
また、脚の力が急に入りにくくなる、股の間の感覚が鈍くなる、排尿・排便に異常が出るなどの症状がある場合は、緊急の医療評価が必要です。
腰痛の原因は多岐にわたります。日本整形外科学会も、腰痛にはさまざまな原因があり、症状に応じて適切な診断が重要であると説明しています。
久が原整体院では腰だけでなく身体全体の動きを確認します
買い物袋を持つと腰が痛くなる場合、腰まわりの状態に加えて、荷物を持つ姿勢や身体全体の動きにも目を向けることが大切です。
久が原整体院では、痛みのある場所だけで判断するのではなく、姿勢や骨盤、股関節、背骨など、身体全体の動きにも目を向けることを大切にしています。
どのような動作で痛みが出るのか、日常生活でどのような負担がかかっているのかを確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術や生活上の工夫を考えていきます。
腰痛について詳しく知りたい方は、当院の腰痛専門ページもご覧ください。

まとめ|買い物袋を持つと腰が痛いときは持ち方を見直しましょう
買い物袋を持つと腰が痛くなる場合、荷物の重さや持ち方、身体のひねり、歩く時間など、さまざまな要因が関係している可能性があります。
- 一度に大量の荷物を持たない
- 荷物を身体に近づけて持つ
- 左右の荷物のバランスを見直す
- 荷物を持ったまま腰をひねらない
- 買い物の途中で休憩を取り入れる
- カートや宅配なども活用する
買い物中の腰痛は、痛みが出る動作を確認し、荷物の運び方や日常生活の負担を見直すことが大切です。
痛みが続く場合や、しびれなどの症状がある場合は、無理をせず医療機関で相談しましょう。
大田区・久が原周辺で腰痛にお悩みの方へ
久が原整体院では、腰の痛みについてお話を伺い、姿勢や身体全体の動きにも目を向けながら対応を検討しています。
買い物や家事、仕事など、日常生活の動作で腰が痛くなる方も、現在の状態や困っている動作についてご相談いただけます。





